(永)
永田屋を選んだきっかけは何ですか。
(N様)
以前、実母が亡くなった時に永田屋さんにお世話になって、その時に会員であることの素晴らしさを痛感しました。実は他の互助会にも2ヶ所入っていたのですが、それを義娘のお父様が亡くなった時に全部使っちゃたんですよ。さてこの先、私たちの時はどうしようかと考えた時に、迷わず永田屋さんにお願いしようってことになりました。
(永)
その後、ご主人がお亡くなりになられたわけですが…。永田屋の対応はどうでしたか。
(N様)
何よりもまず、電話一本ですぐに駆けつけてくれたこと。定年後すぐに病に倒れた主人を、私は16年間介護してきました。なのに最期は本当に急で、病院から急変の連絡が入り、私が行くとすぐ眠るように亡くなってしまったんです。でも、私が先に逝くわけにはいかない、子供たちのためにも主人を残しては逝けないとずっと考えていたので、理想的ではあったのですが、いざ現実になると私も子供たちも何をどうしたらいいのかわからず、すぐに永田屋さんに電話してしまいました。そういう時ってすぐに頼れる人が本当にいないんですよね。なので永田屋さんがいてくれてとても助かりました。
(永)
そこからお葬式へと繋がったんですね。
(N様)
お葬式の前にも永田屋さんにはとてもお世話になったことがあります。それは、主人が亡くなったという事を周知したら、多くの人が家に来てくれるじゃないですか。でも自宅は周辺の交通事情の問題もあって、車を停めることができないんですよ。そのことを長岡さんに相談したらすぐに自宅近くにある永田屋さんの「メモリアルハウス城山」の安置所を手配してくれて、提供してくださったんですよ。これは本当に助かりましたね。その後、落ち着いてから実際にお葬式を行う「セレモニーホール永田屋」へと移動させてもらいました。こちらが手探りで迷う前に何から何までリードしてくれる…今考えても、考えれば、考えるほど感謝しかないですね。
(永)
お葬式で印象に残っていることはありますか。
(N様)
お葬式の時にも主人が生前好きだった釣りの道具や、いつも着ていた洋服を飾っていただいたり…。参列していただいた方のほとんどがその洋服を知っていて懐かしんでくれました。お葬式の後、主人のきょうだい達が連絡をくれて立派なお葬式を出してくれてありがとう…と言ってくださったことが、私は一番嬉しかったです。主人はこの世に生まれてきてご縁をいただいた私の大切な人なので、私はできることは精一杯やりたいと思いながら長い介護もやってきました。その私が貫いてきた信念に永田屋さんのお力添えがあったからこそ、悔いなく立派に送ることができたと感謝しています。出棺の時には主人にまたお嫁さんにしてねと言ってお別れしました。主人が羽織袴を着て旅立たせていただいたので、私の時は花嫁衣装を永田屋さんにお願いするよう息子たちに伝えるつもりです(笑)。永田屋さんのおかげで今、何の悔いもないです。後悔だけはしたくないという私の気持ちを叶えてくれました。本当にありがとうございました。