(永)永田屋を選んだきっかけは何ですか。
(I様)主人が余命を宣告された後すぐに友人から永田屋さんをご紹介いただいて。主人はまだ生きているのに葬儀屋さんて正直どうなのかなぁと悩んだのですが、お話しだけでもと思い、後に担当していただくことになる長岡さんにお会いしました。初めてお会いした長岡さんは、背筋をピンと伸ばされたまま、真剣に私のお話しを聞いてくださる姿が印象的でした。長岡さんの真剣にお話しを聞いてくださる目に、私もなにか惹かれるものがあったんでしょうね。お話しをした後、普通は決めるまでに少し考えるじゃないですか?でも私は、永田屋の長岡さんにお願いしたいと即、お返事をしました。本来、私は人付き合いをする時、色々考える慎重なタイプでなんですけどね(笑)。私は昔から、人との出会いの大切さを学びなさい、人は財産だよと言われて育ってきました。ですので、永田屋さんとの縁も私は大切に感じています。葬儀が終わったからお付き合いはお終いではなく、今後も色々教えていただきたいなぁと思っています。
(永)ありがとうございます。そんな縁を繋いで100年企業の永田屋です。実際、ご葬儀でのスタッフの対応はどうでしたか?。
(I様)長岡さんと二度目にお会いしたのは葬儀の打ち合わせの時でした。この時、初対面時の私のインスピレーションが間違っていなかったと実感しました。営業の方ってほとんどがお客を納得させるために説くばかりじゃないですか?。でも長岡さんは説くではなく、こちらの気持ちや思いを黙って真剣に聞いてくれる姿勢なんですよ。冷静な対応で、的確な判断をしていただきました。案じてくれて、そばにいてくれる。身内とはまた違うんですよね。私はこれまで親も見送ってきましたし、多くの葬儀にも携わってきたんですが、すべて親族という立場でした。今回、はじめて喪主となり、親族と喪主の違いを痛感しました。焦りとプレッシャーに押し潰されそうな時に見守ってくれる、サポートしてくれる人が近くにいるって、こんなにも心強いものなのかと思いました。
(永)ご葬儀で印象に残っていることはありますか?
(I様)祭場では主人の好きな歌を一晩中流していただいて、私も夜一人で祭壇に飾られた遺影を眺めながら、主人とじっくり向き合い過ごした時間は今でも心に残っています。あと、ひまわりが大好きな主人でしたので、ひまわりの花をふんだんに使って演出していただいたのが印象的でした。祭壇にひまわりって場違いかなぁ、派手かなぁとも思ったんですが、永田屋さんがとても素敵な形にしてくれました。周りの皆さんからの評判もすごくよかったです。これから先、このような家族葬が多くなると私は思うんですが、限られた金額のなかで、どれだけのことを愛する人のためにしてあげられるか、どれだけ気持ちを込めて皆さんに送っていただけるか。お金をかけたからいいってわけではないですね。永田屋さんにお手伝いしてもらったらこれだけ明るくっていうと言葉はおかしいですが、彼らしく送ってあげられました。感謝の一言に尽きます。
(永)私たちもお客様からいただくあたたかなお言葉で、やりがいというのは語弊があるかもしれませんが、少しでもお客様のお力になれたのかなと嬉しくなりますし、今後より一層の向上心に繋がります。ありがとうございます。